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2022年 1月 17日 ☆☆☆【英語】大学入学共通テスト 解答速報☆☆☆

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【英語リーディング】

◆全体外観

大問数は変化なし。設問数は1問減少、マーク数は1問増加。情報処理を伴う問題が今年も多数出題。

大問数
減少 | 変化なし | 増加
設問数
減少 -1 | 変化なし | 増加
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 +1
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化

※増減は昨年第1日程との比較

 出題形式は昨年と同じ。大問6題からなる構成で、配点にも変化はなかった。設問数は1問減少し、マーク数は1つ増加した。
 出題内容は、動物園のウェブサイト、図書館利用に関するポスター、家電購入に関するブログ記事など身近な話題を扱った英文から、ある発明家の伝記文、プラスチックのリサイクルといった説明的文章まで多様な題材であった。多くの大問で図表やグラフが使用されており、複数の情報源から概要・要点を把握する力が求められた。
 英文の語数は、第1問~第4問はそれぞれ180語~400語となっている。第5問は約640語、第6問Aと第6問Bはいずれも約680語であった。試験全体の総語数は約6000語で、昨年の第1回大学入学共通テストを約450語以上も上回っている。

年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2022 第1問 A 書籍情報の読み取り 2 2 10
B ウェブサイトの読み取り 3 3
第2問 A 施設案内文の読み取り 5 5 20
B 記事の読み取り 5 5
第3問 A ブログ記事の読み取り 2 2 15
B 雑誌記事の読み取り 3 6
第4問 複数のブログ記事の読み取り 5 6 16
第5問 伝記文の読み取り 5 9 15
第6問 A 論理的な文章の読み取り 4 5 24
B 論理的な文章の読み取り 3 5
2021 第1日程 第1問 A ショートメールの読み取り 2 2 10
B ウェブサイトの読み取り 3 3
第2問 A データ・文章の読み取り 5 5 20
B 電子メールの読み取り 5 5
第3問 A ウェブサイトの読み取り 2 2 15
B 通信文の読み取り 3 6
第4問 Eメールのやり取り 5 6 16
第5問 レポート文の読み取り 5 9 15
第6問 A 論理的な文章の読み取り 4 4 24
B 論理的な文章の読み取り 4 5
2021 第2日程 第1問 A ショートメールの読み取り 2 2 10
B チラシの読み取り 3 3
第2問 A データ・文章の読み取り 5 5 20
B 情報の読み取り 5 5
第3問 A ブログの読み取り 2 2 15
B 雑誌記事の読み取り 3 6
第4問 Eメールのやり取り 5 6 16
第5問 レポート文の読み取り 5 9 15
第6問 A 論理的な文章の読み取り 4 4 24
B 論理的な文章の読み取り 4 5
2020年以前はセンター試験
年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2020 第1問 A 単語の発音 3 3 14
B 単語のアクセント 4 4
第2問 A 文法・語法 10 10 47
B 整序英作文 3 6
C 対話文中の英文完成 3 3
第3問 A 不要な文の選択 3 3 33
B 意見内容の要約 1 3
第4問 A 説明文読解(図表) 4 4 40
B 説明文書などの読み取り 4 4
第5問 小説・物語文の読解 5 5 30
第6問 A 説明的文章の読解 5 5 36
B 1 4
2019 第1問 A 単語の発音 3 3 14
B 単語のアクセント 4 4
第2問 A 文法・語法 10 10 47
B 整序英作文 3 6
C 対話文中の英文完成 3 3
第3問 A 不要な文の選択 3 3 33
B 意見内容の要約 1 3
第4問 A 図表を使った説明文読解 4 4 40
B 説明文書などの読み取り 4 4
第5問 小説・物語文の読解 5 5 30
第6問 A 説明的文章の読解 5 5 36
B 1 4
2018 第1問 A 単語の発音 3 3 14
B 単語のアクセント 4 4
第2問 A 文法・語法 10 10 47
B 整序英作文 3 6
C 対話文中の英文完成 3 3
第3問 A 不要な文の選択 3 3 33
B 意見内容の要約 1 3
第4問 A 図表を使った説明文読解 4 4 40
B 説明文書などの読み取り 4 4
第5問 小説・物語文の読解(日誌) 5 5 30
第6問 A 説明的文章の読解 5 5 36
B 1 4

 

【参考】過去の平均点の推移

2021(第1日程) 2020 2019 2018 2017 2016 2015
58.80 116.31 123.3 123.8 123.7 112.4 116.2

◆設問別分析

【第1問】A 書籍情報の読み取り B ウェブサイトの読み取り 
Aはブラジル産の果物について書かれた書籍から、必要な情報を探し出す問題。Bは動物園のキリンに名前を付けるコンテストについてのウェブサイトから、設問で与えられた条件に沿って必要な情報を探し出す問題。Aは150語、Bは170語程度の英文からの出題である。文構造・語彙はともに易しく、情報を探し出す箇所さえ特定できれば本文をすべて読まなくても解答できる問題が多く見られた。

【第2問】A 施設案内文の読み取り B 記事の読み取り
Aは、大学の図書館の利用に関するポスターを読み取り、複数の情報について正しい選択肢を選ぶ問題。Bはペットを飼うことに関する考察についての記事を読み、数値情報を比較したり、要約としてふさわしい選択肢を選んだり、記事のタイトルを選択する問題。Aは320語、Bは260語程度の英文からの出題。A・Bともに、英文中に記載された多様な情報を客観的に判断し区別するなど、英文理解はもとより、英文を理解したうえでの思考力・判断力によって差がつく問題となっている。

【第3問】A ブログ記事の読み取り B 雑誌記事の読み取り
Aは日本文化を紹介するイベントに参加した経験を書いたブログ記事を読み、意見と事実が混在した記事から客観的に事実情報を読み取り、最適な選択肢を推測・判断することが求められる問題。本文とイラストの両方から情報を掴むことが必要である。Bはある登山家の挑戦に関する雑誌記事を読み、出来事を時系列に沿って整理したり、本文の概要を把握したうえで最適な選択肢を判断したりする問題。Aは250語、Bは400語程度の英文からの出題。

【第4問】複数のブログ記事の読み取り
大学に入学する新入生向けの新生活に関する2つのブログ記事見て、その趣旨を読み取る問題。いずれも家電の値段が記されたイラストや表を掲載しており、値段を比較したり、希望に沿った選択肢を選んだりする問題が出題された。英文の総語数は約400語に及ぶ。

【第5問】記事の読み取り
授業のプレゼンテーションの準備として、ある発明家について書かれた記事を読み、出来事を時系列に沿って整理したり、要約ノートの項目に沿って複数の情報を探し出したりする問題。本文も基本的には時系列で書かれているので追いやすいが、一部時系列に沿わない部分もあるため、年月日の表記にも注意する必要がある。語数は600語程度。ノートが本文を要約したもののため、内容把握の助けになる。空所に入れるべき細かい情報を拾いつつ、概要や本文の構成など大まかな情報を掴む必要がある。

【第6問】A 説明的文章の読み取り B 説明的文章の読み取り
論理的な文章を読み、その要点を把握・整理する問題。Aは「昼型の人と夜型の人」についての記事を読み、概要のまとめノートを、空所(5箇所)に適するものを選んで完成させる問題。Bは「プラスチックのリサイクル」についての文章を読み、プレゼンテーション用ポスターの草案を、空所(5箇所)に適するものを選んで完成させる問題。適切なものを2つ選ぶ内容一致問題(完答)を含む。資料となる英文はA、Bとも650語程度。文章の論理展開を把握し、文章の全体像を理解して要約する力が問われている。

◆解答

 

【英語リスニング】

◆全体外観

大問数・設問数・マーク数とも変化なし。大問の配点も昨年と同じ。

大問数
減少 | 変化なし | 増加
設問数
減少 | 変化なし | 増加
マーク数
減少 | 変化なし | 増加
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化

※増減は昨年第1日程との比較

出題形式は昨年と同じ。大問6題からなる構成で、配点にも変化はなかった。
第1問は短いセンテンスの読み上げを聞き取り,内容が最も近い選択肢を選ぶ問題で,第2問・第3問は短い対話を聞き取り,質問に対する答えを選ぶ問題。第1問~第3問には全体配点の約60%が与えられている。ある状況を説明する短文の聞き取り(第1問)や、社会的な話題に関する講義を聞いて要点を整理する問題(第5問)なども出題された。読み上げ回数は第1問・第2問が2回読み、第3問~第6問は1回読みであった。イラストやグラフ、表が多数使用されており、単に英語を聞き取ることができればよい訳ではなく、目的に応じた思考力・判断力が問われる内容になっている。
読み上げ語数は、昨年と同様で約1500語程度であった。また、アメリカ人話者だけでなくイギリス人話者や、日本人と思われる非ネイティブ話者が含まれていた。
 

年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2022 第1問 A 短い発話の内容に合う英文を選ぶ 4 4 25
B 短い発話の内容に合う絵などを選ぶ 3 3
第2問 短い対話の内容に合う絵などを選ぶ 4 4 16
第3問 短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ 6 6 18
第4問 A やや長めの発話の内容に沿って、情報を整理する 8 8 12
B 複数の発話を比較して、条件に最もふさわしい発話を選ぶ 1 1
第5問 社会的話題に関する講義を聞き、質問に対する答えを選ぶ 7 7 15
第6問 A 2人の会話を聞いて、質問に対する答えを選ぶ 2 2 14
B 長めの会話・議論(4人)を聞いて、質問に対する答えを選ぶ 2 2
2021 第2日程 第1問 A 短い発話の内容に合う英文を選ぶ 4 4 25
B 短い発話の内容に合う絵などを選ぶ 3 3
第2問 短い対話の内容に合う絵などを選ぶ 4 4 16
第3問 短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ 6 6 18
第4問 A やや長めの発話の内容に沿って、情報を整理する 8 8 12
B 複数の発話を比較して、条件に最もふさわしい発話を選ぶ 1 1
第5問 社会的話題に関する講義を聞き、質問に対する答えを選ぶ 7 7 15
第6問 A 2人の会話を聞いて、質問に対する答えを選ぶ 2 2 14
B 長めの会話・議論(4人)を聞いて、質問に対する答えを選ぶ 2 2
年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2021 第2日程 第1問 A 短い発話の内容に合う英文を選ぶ 4 4 25
B 短い発話の内容に合う絵などを選ぶ 3 3
第2問 短い対話の内容に合う絵などを選ぶ 4 4 16
第3問 短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ 6 6 18
第4問 A やや長めの発話の内容に沿って、情報を整理する 8 8 12
B 複数の発話を比較して、条件に最もふさわしい発話を選ぶ 1 1
第5問 社会的話題に関する講義を聞き、質問に対する答えを選ぶ 7 7 15
第6問 A 2人の会話を聞いて、質問に対する答えを選ぶ 2 2 14
B 長めの会話・議論(4人)を聞いて、質問に対する答えを選ぶ 2 2
2020年以前はセンター試験
2020 第1問 短い対話の内容に合う絵などを選ぶ 6 6 12
第2問 短い対話の後に続く応答文を選ぶ 7 7 14
第3問 A 短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ 3 3 12
B 長めの対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ 3 3
第4問 A 長めの英文の内容について、質問に対する答えを選ぶ 3 3 12
B 長めの会話(3人)の内容について、質問に答える 3 3
2019 第1問 短い対話の内容に合う絵などを選ぶ 6 6 12
第2問 短い対話の後に続く応答文を選ぶ 7 7 14
第3問 A 短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ 3 3 12
B 長めの対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ 3 3
第4問 A 長めの英文の内容について、質問に対する答えを選ぶ 3 3 12
B 長めの会話(3人)の内容について、質問に答える 3 3
2018 第1問 短い対話の内容に合う絵などを選ぶ 6 6 12
第2問 短い対話の後に続く応答文を選ぶ 7 7 14
第3問 A 短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ 3 3 12
B 長めの対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ 3 3
第4問 A 長めの英文の内容について、質問に対する答えを選ぶ 3 3 12
B 長めの会話(3人)の内容について、質問に答える 3 3

 

【参考】過去の平均点の推移

2021(第1日程) 2020 2019 2018 2017 2016 2015
56.16 28.78 31.4 22.7 28.1 30.8 35.4

◆設問別分析

【第1問】A 短い発話の内容に合う英文を選ぶ
      B 短い発話の内容に合う絵を選ぶ
A、Bいずれも短い発話を聞き、発話内容の概要や要点を正しく把握した上で最も適切な選択肢を選択する問題。読み上げ文はすべて15語以内と短く、使用される語句も英検3級レベルの平易なものが中心であった。発話内容を落ち着いて聞き取れば、選択肢を1つに絞ることは困難ではないであろう。

【第2問】短い対話の内容に合う絵などを選ぶ
短い対話とそれについての問いを聞き、最も適切なイラストや図、場所を選ぶ問題が4題出題された。あらかじめ日本語で書かれている対話の場面をヒントに、状況を正しく理解し、イラストや図、場所の差異を判断する力が問われる。第1問同様、スクリプトで使用されている語句は平易なものが多いので、落ち着いて取り組めば難しい問題ではなかったであろう。

【第3問】短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ
短い対話を聞き、あらかじめ英文で書かれた問いの答えとして最も適切な選択肢を選ぶ問題が6題出題された。第1問、第2問と異なり読み上げ回数が1回なので、重要な情報を聞き逃さすことがないよう、聞き始めから集中して臨むことが重要である。

【第4問】A やや長めの発話の内容に沿って、情報を整理する
      B 複数の発話を比較して、条件に最もふさわしい発話を選ぶ
Aはやや長めの発話を聞き、出来事を時系列に沿って整理したり、表の空所に正しい情報を当てはめたりする問題であった。Bは複数の発話を聞き、与えられた条件に最も合う話者を選択する問題であった。いずれも読み上げられる英文を、状況・条件に基づいて比較し、判断する力が問われる。

【第5問】大学での講義を聞いて、質問に対する答えを選ぶ
「働き方(ギグワーク)」についての講義を聞き、(1)要点をまとめたワークシート(空所5箇所)を完成させる問題、(2)講義の内容と一致する選択肢を選ぶ問題、(3)図表を見ながら講義の続きを聞き、どのようなことが言えるかを答える問題が出題された。300語程度の英語の講義を聞きながら、要点を把握して内容をまとめる力や、図表の情報と組み合わせて総合的に考え、判断する力が問われている。

【第6問】A 2人の会話を聞いて、質問に対する答えを選ぶ
      B 4人の会話を聞いて、質問に対する答えを選ぶ
Aは「料理」についての2人の会話(約150語)を聞き、それぞれの意見の要点を問う問題。Bは「環境保護(エコツーリズム)」に関する4人の会話(約230語)を聞き、4人の立場(賛否)についての問題と、特定の発言者の意見に合致する図表を選ぶ問題。A、Bとも、話者の立場や意見を正しく把握し、複数の意見を整理して判断する力が問われている。

◆解答

過去の記事