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2021年 5月 3日 模試の復習の仕方①~国語編~
こんにちは!早稲田大学2年の新村です。
GWいかがお過ごしでしょうか?僕は東進で真剣に働く毎日です。
朝から元気に登校する生徒を見ると高校生の時を思い出して頑張らねばと思っています。
とりあえず大学の課題を終わらせなきゃ…
さて本日からは『模試の復習の仕方』についてお話しさせていただきます!
模試はただ受けるのみでは全くもって意味がないと私は思っています。
東進模試は他塾と異なり本番と同じ難易度の問題が出題されます。
一見するとその生徒のレベルに合わせて難易度を調整した問題を解いた方がいいのでは?とお思いになると思いますが、
『本番と同じ空気感を味わい、同じ問題を解く経験』は本番でいつも通りのパフォーマンスをする上で最も重要なのです。
だからこそ復習は大切にしなければいけないのです。
その緊張感で取った点数こそが本当の実力だからです。
二度同じ間違えをしていては点数は上がっていきません。必ずノートなどにまとめて見返すようにしましょう!
さて前置きが長くなりましたが今日は国語についての復習をお話ししていきます。
恐らく他の教科に比べて一番復習が疎かにされるのがこの科目でしょう。
しかしだからこそ他の生徒との差がつきやすくお得な科目なんです!
現代文、古文、漢文に分けて解説していきます。
①現代文
まずこの科目に関して復習する際に重要なのは『作者の言いたいことが分かっているか』ということです。
問題を解いて結局何を言いたいのかが分からなかった…という方は要注意です。もちろんそれが分からなくても問題を解ける方法はあります。
ですが、高校の現代文に於いて出されるテーマが理解できない、というのは理解できる生徒に比べて今後圧倒的な差がついてしまうのです。
それが顕著に出るのは大学入試二次試験などのテーマが細分化された難しい問題でしょう。小手先だけでは通用しないのです。
なのでまずはその話の軸をつかむことを意識してください!
それをサポートしてくれるのが漢字を読む力、熟語の意味を理解する力、文章の流れをつかむ力です。
分からなかった単語などはきちんとメモし、それでも話の意図が分からなければ解説授業、それ以外に分からないことがあれば我々担任助手に質問をしてください!
②古文
古文でまず理解すべきなのは『古典単語』です。
よくいる古文が苦手だ!という生徒さんの大抵がまだ古文単語を覚えていないのに一生懸命文法事項を覚えようとしている、というケースです。
皆さん、英語は文法から覚えましたか?違いますよね。まずは単語を覚えてから臨んだはずです。
学校の授業が文法をベースにして進められるのは『単語の意味を解説しているときりがない』ことが要因としてあると思います。
ここがチャンスです。古典単語を理解すれば多少文法事項が分からなくても問題の文章は理解できます。
『りんご たべます まいにち わたし』というバラバラの文でも『私は毎日リンゴを食べますと言いたいんだな』というのが伝わるように。
そして単語の解読に苦戦している時間が減ればおのずと文法事項が理解できるようになるのです。
改めて復習する際はまず知らない単語を列挙して覚えること。そしてわからない文法を解説してもらい理解しましょう!
③漢文
おそらく最も後回しにされる科目でしょう。だからこそ周りと差を付けるべく対策法をお教えします!
この科目で最も重要な点は『誰が何をしたかを明確にする』ということです。
高校レベルで出題される漢文は大抵結論がハッキリとしています。いわゆる『教訓』があるのです。
『AとBを比較した結果、Aは素晴らしい成果を上げた。それは○○のおかげだ。』という具合です。
つまり、その教訓を得る為には誰が何をしたかを明確にしてその行動がどういった結果につながったかを理解する。ということが大切なのです!
解説授業で話の大まかな流れを掴み、整理する。この作業を自分でできるようになればきっとどんな問題でも自分一人の力で解けるようになります!
さて長々とお話ししましたがこれが私の推奨する国語の復習法です。
模試は解説文、解説授業、正答率がハッキリとしているからこそ、このデータを最大限利用して次に繋げましょう!
明日のブロガーは…..