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2021年 4月 23日 いま大学で学んでいること⑧

 

 

こんにちは!物理学科に入学したはずなのに、日々数学の勉強に追われている瀬野です。

さて、本日も「今大学で受けている授業」というテーマでお話ししていきます。

僕は大学で今、物理をやっていくのに必要な道具である数学の勉強を主にしているのですが、そんな中でも数少ない物理の授業である「現代物理学」について話したいと思います。

現代物理学と聞くと、物理のなかでもあたらしい部類の原子物理についてやっているのかと思うかもしれませんが、実際はそうではありません。

急に話は変わりますが、物理の勉強をしていくうえで、レポートが読めないために勉強についていけなくなるという人が一定数いるそうです。その原因は、その講義を持っている教授いわく、日本語力が足りてないという事だそうです。これはどういう事かというと、例をあげると、

『ある40人のクラスがあり、そのうちの半数以上が男子であるとする。女子は全員帽子をかぶっているという。この場合、以下の文は真か偽か判定せよ。

1、少なくとも男子は20人いる。

2、帽子をかぶっている人は20人未満である。

<答え>

1、40人のクラスの半数以上が男子のため、男子は20人以上であるため、真

2、女子が帽子をかぶっているか否かの判定はされているが、男子は帽子をかぶっているか述べられておらず、帽子をかぶっている人数は判定できないため、偽』

といったような問いが授業でされました。この問いでも、2問目では、明記されてないため偽となっています。この例からもわかるように、レポートに書いていることを取り違えず、正しくレポートを理解するためには、きちんと明記されていることのみをとらえる日本語力が必要だという事が授業内で説明されました。

このように、私が受けている現代物理学では物理学だけにとらわれず、物理の勉強に必要な基礎的な能力を育成しています。この授業は視点が意外で、目からうろこが止まりません。毎日勉強頑張りたいと思います。

 

 

 

 

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