ブログ
2022年 4月 22日 担任助手おすすめの勉強法⑤
こんにちは!千葉大学4年生の岡部です。
4年生なので研究室に配属されたのですが、私の所属する研究室は実験系がたくさんあります。
キラリティー、光渦、アブレーションなど主に光・レーザー光の研究室です。
まだ配属は決まってませんが、この前見学に行ったのはテラヘルツの実験系です。
テラヘルツについて簡単に説明します。
光の波長は目に見える範囲を可視光域といい、目に見えない波長が短い範囲を紫外域、目に見えない波長が長い範囲を赤外域といいます。
(紫外線とか赤外線とかよく言うけど目に見えないですよね、それです!!)
可視光域は目に見えるため、研究・開発が積極的に進められてきました。
逆に、赤外域の波長が長い範囲は電子レンジなどで使われています。
可視光域と赤外域の波長が短い範囲、これがテラヘルツの範囲です。
可視光線と赤外線の間にあるので、両方の性質を持てます。
そのため、このテラヘルツ波を使って様々なことができるのではないかと考察されています。
いちばん身近なのは、5Gの次、6Gの技術に使われるのではないかとされています。
もしかしたらテラヘルツの研究配属になるかもしれません。楽しみです。
さて、余談が長くなってしまいましたが、今日のテーマは「担任助手おすすめの勉強法」です。
数学・物理に関する勉強法について話します。
数学や物理は理論の学習(定義や定理などを理解する)と、演習に大きく分かれています。
正直、理論の学習はつまらないと感じることが多いです。大事ですが、残念ながら身に入ってこないです。
なので、まずは簡単な演習から入ることをおすすめします。
解き方を学んで実際に解いてみて、そのあとに「実は今の計算はこういうことだったんだ!」と理解する手順です。
まずは計算できないと点数に結びつかないし、楽しくありません。
少し計算ができてから理論を学ぶ方が私は導入しやすかったです。
ついでに言えば、学校の授業の予習はほぼいらないと思います。
理論を自分で学ぶのは非常に困難ですし、間違って理解してしまった場合いくら演習を積んだところで身にならないです(とやまぐち健一先生もおっしゃっていました)。
その代わり、復習はとことんするべきです。
同じ問題に出くわしたときに満点の解答が書ける、このレベルになるまで復習をしましょう。
まとめると次です。
・簡単な計算ができるようになってから理論の学習をするのがおすすめ
・予習よりも復習をしっかりやろう
少しでも参考になれば幸いです。
明日のブロガーは……